直張り工法

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「直張り工法」とは?

「透湿性の確保されていない設置工法」です!
※リスク回避した仕様でも不備が出る可能性は高いです。
近年では当たり前とされる通気工法とは異なり、外壁塗装工事にはリスクの多い直張り工法。
ただしこれはお客様の責任は一切なく、新築時の施工店や職人の責任になります。

2000年頃までは、この工法が当たり前とされていましたが、後に塗装工事とは相性が悪い事が確認され、状態によっては塗装業者側が外壁塗装をお断りするケースもあるほどです。
通気工法のサイディングボードは外壁と内壁の間に発生する湿気を通気層を通して外気に逃していますが、通気層のない直張り工法の場合には、この湿気が逃げ場を失いサイディングボードを貫通して外気に逃げようとし、無塗装のサイディングを裏面から腐食させてしまいます。
また直張り工法は「透湿防水シートの上に直接サイディングを貼り付けており」、下地の上に貼っている透湿防水シートを釘ごと貫通して下地材へ取り付けています。その為、上記のように外壁裏の湿気は逃げ場を失い外壁材の裏から外壁材を腐食させてしまうという事が非常に起こりやすくなっています。

特徴としては、
① 蓄熱性を抑え透湿性を確保した仕様でないと塗装してはならない。
② 知らずに塗装してしまうと爆裂や膨れのリスクが極めて高い。
③ 建築法として定められている違法建築ではなく、新築時の業者に対して罰則などが与えられない。
④ 外壁サイディングより基礎コンクリートの方が出っぱっていると直張りの可能性が高い。

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