梅雨明け時の外壁塗装!
いつもリライアブルホームのブログをご覧頂きありがとうございます。
コロナ禍ではありますが、
やっと梅雨も明け、夏本番!と思いの方も多いのではないでしょうか?
最近では台風も多いですが、、、
まだ少しジメジメとした時期ではありますが、
外壁塗装や屋根塗装、外装リフォーム工事では、「夏から年末頃までが多忙期」というのが一般的でもあります。
そしてそんな時期だからこそ、「湿気を考慮した工法」です!
・湿気が塗装工事に及ぼす影響は何か?
・なぜ湿気を考慮しないといけないのか?
と思いの方も多いとは思います。
そんな皆様の謎を下記にて記載させて頂きますので、外壁塗装工事などの際にお役立てくださいい。
①湿気が塗装工事に及ぼす影響は何か?
外壁裏や窓周り、屋根裏などに発生しやすい湿気(結露など)。
これは一言で言ってしまえば「水分」です。
お察しの方もいるかもしれませんが、
水分は塗料を侵してしまい、適正な塗装工事が施工できないケースがほとんどです。
※窓ガラスに付着した水分は外壁材に染みていなければ問題ありません。
また結露の多いお家に溶剤系塗料を使用して施工した場合、工事後の透湿性(通気性)が悪くなる」為、膨れなどの不備を起こしてしまう恐れが急激に高まります。
上記の観点から、外壁・屋根・雨樋・雨戸・シャッター、、、塗装箇所や部位によってどうにかなるという事でもございません。
湿気が建材へ染みている場合には、完全に乾燥させてから塗装する
+
施工前から結露が多い場合には水性塗料を使用する事がマストです。
※下地処理のみ先行する事が可能な部位や状況もございます。
②なぜ湿気を考慮しないといけないのか?
上記の「①湿気が塗装工事に及ぼす影響」でもご説明した通り、100%塗装工事に悪影響を与えるという訳ではありませんが、軽視してしまうと工事後に大きな不備へと繋がってしまう項目になります。
外壁裏や屋根裏は一般の方には気付きにくい部分ですが、
おそらく施主様は窓周りなどで見受ける事が一番多いかと思います。
湿気は、塗装工事中には職人が拭き取ったり乾かしたりするので、直接の施工不良には繋がりにくいのですが、塗料の仕様を間違えてしまっての不備が業界でも非常に多いです。
下塗り〜上塗りまでを溶剤系塗料で施工すると、塗料内成分の結合が強過ぎてしまう為、透湿性がなく、工事後の経過の中で湿気が膨れや剥離を起こしてしまうのです。
以前私が調査したお客様で多く結露が発生しているという事で、水滴が垂れている事もありました。
※そのお客様のお家も下塗りから上塗りまで、オール水性塗料で施工し工事後の定期点検でも膨れなどはなく、問題ありませんでした。
〜最後に〜
同じことにはなってしまいますが、湿気は「水分」です。
軽視して塗装工事をすると、工事後の膨れや大きな不備へと繋がりやすいものです。
ただし施主様も、外壁裏や内部、湿気がどこまで発生しているのか目に見えない部分までは気付けないのが当然です。
したがって弊社ではお客様のご希望がない限り、透湿性を損ねてしまう溶剤仕様をお勧めする事はありません。
・メーカーが良い塗料と言っていたから。
・とりあえず高耐久なら大丈夫だろう。
弊社はそういった業者側の安易な考えで提案・施工は致しません。
下塗り材との組み合わせ、またその組み合わせにより起こる可能性のある事まで、徹底的に管理させて頂きます。
そしてその内容を口答だけではなく、診断書にてご説明致します。
〜まとめ〜
・結露の多いお家に溶剤系塗料を使用すると、不備の出るリスクが急激に上がってしまう。
・梅雨など比較的湿気の多い時期に施工する場合は、建材内部の湿気がどこまで発生しているか診断してもらうとリスク回避できる。
・下塗り〜上塗りまで、溶剤系塗料より水性塗料の方が透湿性がある。(密着力は変わらない)
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